CLUB DESERT(京都 木屋町)
2006-07-12


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夕食を早々に切り上げてBARへ向かう。ここ「クラブ・デゼール」は、今まで二度ほど足を運んだが、二度とも休みだった曰くつきのBARだ。今日は、三度目の正直ということなのか開いていた。店に入ると10席程度のカウンターのみのオーセンティックなバーである。独りカウンター奥に陣取り、ボトルを眺めるが、ラムが無い。ダメかな?と思いながらも「ラム何がありますか?」と聞いてみるとカクテル用のマイヤーズとあとチョッと珍しいものがあります。と言って出てきたのが、このラム(写真)です。初めて見るボトルです。1939年蒸留のビンテージラムです。しかも900本程度しかボトリングされていない希少品です。90年代初頭にリリースされたもののようです。飲み口は軽やかで、コクがあり変なアルコール臭のしない、それでいて長く風味が口に広がる非常に上質なラムです。このようなレアな品揃えからもわかるように闇雲にアイテムを増やすといった安っぽい事はおこなっておらず、マスター自身がお薦めできる70年代のアイテムを中心に品揃えされています。とても良いポリシーだと思います。マスターは、福岡出身の方なので、未だ未開拓の福岡でお薦めのBAR情報を伺いましたので、次回福岡は、そこに行ってみようと思います。洋酒を探求したい方には、とてもよいBARだと思います。しかしこのラム、3ショット戴いて\1万円超えましたので、結構値の張るラムだと思います。でも、またきっと飲みに来るけどね。その時まで誰も飲むなよ。
[BAR探訪]

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