公文書にみる発明のチカラ−明治期の産業技術と発明家たち−(国立公文書館)
2010-10-09


禺画像]


100人の上野展の帰り道、竹橋で途中下車して国立公文書館([URL])で開催中の「公文書にみる発明のチカラ−明治期の産業技術と発明家たち−」という展示会を見てきました。

様々な明治期の発明などが公文書とともに展示されている展示会で、入場は無料、加えて音声ガイドも無料というサービス満点の展示会です。

まぁ、私の場合昔の面白発明でも見れればいいかな程度の軽い気持ちで見に行きましたが、中々興味深い展示会で思いの外真面目に見てしまいました。

写真の竹鯨壱尺両目盛機械は、藤村九平という人が発明したもので、明治八年に度量衡に関する取り締まり制度が出来る事を耳にして吉野川流域の竹材を用いて物差しの製造を始めその後試行錯誤を繰り返し考案されたものだそうです。で、この人が、現在の竹材の脂抜きの主たる手法である苛性ソーダを用いる竹材の脱脂法を明治22年に考案したそうです。

苛性ソーダを用いる竹材の脱脂法は、カタ製造において生まれたものではない事が明らかになりました。取り急ぎお知らせまで。
[現代アート]

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